ペパーランド小宮山さんインタビューその1
いつもTFKでお世話になる川崎のペパーランド。
店主の小宮山さんは、有名なモデラーでもあります。
そんなわけで、店内にはお作りになった模型が所狭しと並んでいます。
今回は、小宮山さんのご好意で直撃インタビューが実現しました。
小宮山ファンの方、スタートレックファンの方、模型ファンの方、必読です!
5月21日(土)TFK準備のお忙しい中、お時間をとってくださいました。
お店に伺って、お話を伺おうとするやいやなや、ペパーランドの地下室に降りていく小宮山さん。
ーーおおっとそんなところに地下室が。
ただの物置ですけど。
なんだかしらないけど、模型の在庫がいっぱい入っているというデマがあって、信じていらっしゃる方がいらして。ただの物置です。(笑)
(ここで、小宮山さんが地下からデロンギのミキサーを持って出ていらしました。)
これはメタルとかウラニウムとかを拡販する道具でして(笑)。
(インタビューの前にフローズンピーチベリーなる飲み物を作ってくださいました!素晴らしい!!ごちそうさまでした!)
ーーどういう経緯でこのお店を始められたのですか?
もともとはおじいちゃんの代からお寿司屋さんでした。
(ここで、若かりし頃の小宮山さんの写真登場。おお、確かに寿司職人でいらっしゃいます)
今も握れますよ。
辞めた一番の理由は、魚が高いことなんです。マグロなんてものすごい値段です。
景気のいい時代は、親父が亡くなったあとも会社関係でいいお客さんがついていて
生け簀があったので、鯛やヒラメがあって生け造りが喜ばれたんですが
狭い生け簀で泳いでいる魚はうまいもんじゃないんですよ。
美味しいの活けじめといって獲ったあと船ですぐ血抜きをして、そのあと一日くらいおいたほうがおいしいんですよ。
美味しいのはうまみのアミノ酸が出てきてからなので、生け簀の魚は歯ごたえのうまみなんです。
鯵とかあわびとかは鮮度が命なので、活け〆のほうが美味しいものもあります。
伊勢エビとか、いかとかするめとか。
あおりいかなんかですと、口の中から出てくる甘みがあるので、いかによってかなり違いますね。
おいしくないのは冷凍のもんごういか。(笑)
ーー子供のころから模型がお好きだったんですよね。
プラモデルばっかり作ってました。
ーー最初はどのあたりからですか?
実は生まれて初めてつくったプラモデルを覚えてるんですよ。
ヤマダのロボタンのジープ。
おばあちゃんの家の人形ケースに、3つ上の兄が作った金閣寺と、そのジープが残骸のようになって飾ってあってずっと見ていたので覚えてます。
ドラム缶にタイヤがついたようなやつ。
ヤマダという会社のものだと知ったのは最近ですけど。
昔はメーカーなんてどこでもよかったし。
***その2につづく!