ラスベガス・コンベンション・レポート PART 2
2011年スタートレック・ラスベガス・コンベンション・レポート by ホルタのたまご
PART 2
(写真:誰だかわかります?)
TOSのチェコフ役ウォルター・ケーニグは一番若い役柄でしたが、身内の不幸もあってかかなり老け込んでしまった印象が強かったです。対照的に、カーク船長役のウィリアム・シャトナーは、コンベンションの間中、カメラクルーを引き連れて精力的に会場を走り回っていました。変装のつもりか帽子を深々とかぶり、サングラスをかけていましたが、行く先々でどよめきが起こり、バレバレでした。STファンのドキュメンタリー撮影だったようです。
元気といえば、やはりスールーことジョージ・タケイです。彼はファンを非常に大切にするキャストの一人で、その為にサイン会ではファンとのおしゃべりが長く、なかなか列は進みませんが、それに文句を言う人はいません。今年は、新旧スールーのステージということで、ジョージに加えST XIのジョン・チョウのトークに、なぜかギャレット・ウォンが司会(?)役で参加。先輩の横でやや緊張気味のジョンでした。
TNGのトラベラー役エリック・メンヤックは役柄と反対におしゃべり好きで、トークを仕切りまくっていました。ブレント・スパイナーとデータ役を競い合っていたのは有名な話。
ENTのトリップとマルコム役のコナー・トリニアとドミニーク・キーティングもコンベンション常連のキャストで、劇中同樣いいコンビ(?)です。
DS9キャストのステージは、劇中では特殊メーク姿の役者さんの素顔を見る良い機会です。
(写真左:左からクワーク、ロム、ウエイユン、ダマール、なぜかENTフォレスト提督、リータ、エズリ 写真右:キーラ、オドー)
一方、ロバート・オライリー(ガウロン)とJ.G.ハーツラー(マートク)のお二人は、最近のコンベンションではフルメイク&衣装で役になりきってくれます。クリンゴン・ラップもやります。撮影当時は役者さん自身も同僚の素顔を見る機会が少なく、初めの頃はノーメイクだとお互いが分からなかったとか。
今年はさらにルーサとベトールも登場。ファンには嬉しいのですが、完全に営業ですな。
ジャッジア・ダックスことテリー・ファレルも今年で2回目のコンベンション。以前より少し白髪まじりでしたが、美貌は衰えていません。
(PART 3 へつづく)