火曜日, 26 of 11月 of 2024

ペパーランド小宮山さんインタビューその2

(その1からのつづき)

塗料を初めて買ったのはハンブロールでした。マジックや水性絵の具では塗ってみてましたけどね。
従弟の家が立川で、その立川の中武デパートに城山模型というのがありました。
つやありのグレーかなんかで、塗っても全然乾かなくて、それをこぼしてランドセルにくっつけて、そのランドセルに教科書を入れていって、学校の机の上にもグレーが付いて。
それ以来、ハンブロールの塗料は乾かないんだな、って。(笑)
模型自体は親戚のおにいさんからもらったレベルのB58ハスラーだったと思います。

色を塗ったのはそれが初めてで、イマイのサンダーバードとか、マスコットシリーズとかマルサンの50円のとかはさんざん作りましたけど、初めて塗料を買って失敗したのがそれが初めてでした。
ハンブロールのほうが安かったんですけど、多分売れなかったんですよね。
塗ればかっこ良くなるんだと思って。
薄め液どころか、エナメル系かラッカー系かなんてことも知りませんでしたし。
筆で塗ったんだろうなあ、と思うんですけど記憶が曖昧で。
とにかくランドセルにくっついたという思い出が。(笑)

本格的に塗装を始めたのは、零戦かなんかだったと思いますねえ。
戦車はあまり作らなくて。飛行機のほうが多かったですね。
あと影響を受けたのは同じマンションに住んでいた小学校の同級生のお父さん。
お父さんがソリッドモデルとかがすごく上手な方で、遊びに行くたびに、こういうのを作れるようになりたいなあ、と。

小学校の図画工作クラブみたいのに入れば、学校に堂々とプラモデルを持っていける。(笑)
その頃作ったのはキャラクター物が多かったですね。
サンダーバード、マイティジャック、ウルトラQとかはちょっと上の世代の人たちで
僕らは仮面ライダー、マジンガーZとかですね。
超合金を買うお小遣いがないのでプラモデルで、という。(笑)

年代的に考えるとマジンガーZからヤマトまで2年くらいしかないですけど、その2年は大きかったという気がします。
実はガンダムにハマったことがなくて。
中学、高校でもヤマト一色だったし、それと並行して飛行機、それもプラモデルよりもユーコンとかラジコンとかに夢中になってました。
いまだに、偉そうに言うと
「模型飛行機ってのは木を削って作るもんなんだよ」(笑)。

ーー本格的に出品したり、大会に出したりはいつぐらいからですか?

ヤマト2以降くらいでヤマトショックが収まってから、雑誌「宇宙船」をみて、特撮物とか横のつながりを意識するようになりました。
編集をやっていた聖咲奇(ひじりさき)さんから連絡をもらって、模型特集を手伝ったりしてました。
その頃が、模型を作ってお金をもらった始まりです。

***その3につづく!


第12回TFK 開催しました

今回のテーマはTVシリーズ最新作「ENTERPRISE」です。
新しい作品だけに見ていない人も多いのかな、と思いきや、みなさん結構好きでうれしくなりました。
店長からのプレゼントは、今では入手困難なバンダイ製NX-01プラモデルを大盤振る舞いで3個。
全員参加のジャンケン大会となりました。

一番多かった意見は、もっと長く続いて欲しかった!
人気エピは28話「スプートニクの飛んだ夜に」と、鏡像世界を描いた「暗黒の地球帝国」。
人気キャラは船長の愛犬、ポートス(笑)
そして参加者全員で主題歌「Where My Heart Will Take Me」を大合唱しました。

小宮山店長からの10回参加記念グッズのプレゼント、早くも第二弾試作が公開!
ダイキャストメタル製のENTERPRISE-D、同スケールのVOYAGERつきです。
両方そろえる20回参加には、早くてあと7ヶ月かかりますよー。

次回開催は、7月16日(土)18時。
次回のテーマはなんと「ギャラクシー・クエスト」です!!!
え、知らない?
まだ見ていない?
スタートレック劇場作品史上最高傑作という人もいる(いやいや)一作。
みなさん、ちゃんと予習してから川崎へ。

ちなみにTASを忘れている訳ではありません。
川崎メンバーにいるTASファン3名のスケジュールを合わせたら、10月になってしまっただけです。
満を持して開催しますのでこちらもお楽しみに!


【TFK】明日開催です。

次回開催は明日、2011年6月18日(土)18時。
今回のテーマは「ENTERPRISE」です。
主題歌「Where My Heart Will Take Me」の練習はできましたか?(笑)
また楽しく語り合いましょう!

会場はおなじみ、川崎のペパーランド。
神奈川県川崎市川崎区砂子2丁目2−2
044-233-8587
これからも毎月第3土曜日18時に開催します。


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ペパーランド小宮山さんインタビューその1

いつもTFKでお世話になる川崎のペパーランド。
店主の小宮山さんは、有名なモデラーでもあります。
そんなわけで、店内にはお作りになった模型が所狭しと並んでいます。

今回は、小宮山さんのご好意で直撃インタビューが実現しました。
小宮山ファンの方、スタートレックファンの方、模型ファンの方、必読です!

5月21日(土)TFK準備のお忙しい中、お時間をとってくださいました。
お店に伺って、お話を伺おうとするやいやなや、ペパーランドの地下室に降りていく小宮山さん。

ーーおおっとそんなところに地下室が。

ただの物置ですけど。
なんだかしらないけど、模型の在庫がいっぱい入っているというデマがあって、信じていらっしゃる方がいらして。ただの物置です。(笑)
(ここで、小宮山さんが地下からデロンギのミキサーを持って出ていらしました。)
これはメタルとかウラニウムとかを拡販する道具でして(笑)。
(インタビューの前にフローズンピーチベリーなる飲み物を作ってくださいました!素晴らしい!!ごちそうさまでした!)

ーーどういう経緯でこのお店を始められたのですか?

もともとはおじいちゃんの代からお寿司屋さんでした。
(ここで、若かりし頃の小宮山さんの写真登場。おお、確かに寿司職人でいらっしゃいます)

今も握れますよ。
辞めた一番の理由は、魚が高いことなんです。マグロなんてものすごい値段です。
景気のいい時代は、親父が亡くなったあとも会社関係でいいお客さんがついていて
生け簀があったので、鯛やヒラメがあって生け造りが喜ばれたんですが
狭い生け簀で泳いでいる魚はうまいもんじゃないんですよ。
美味しいの活けじめといって獲ったあと船ですぐ血抜きをして、そのあと一日くらいおいたほうがおいしいんですよ。
美味しいのはうまみのアミノ酸が出てきてからなので、生け簀の魚は歯ごたえのうまみなんです。
鯵とかあわびとかは鮮度が命なので、活け〆のほうが美味しいものもあります。
伊勢エビとか、いかとかするめとか。
あおりいかなんかですと、口の中から出てくる甘みがあるので、いかによってかなり違いますね。
おいしくないのは冷凍のもんごういか。(笑)

ーー子供のころから模型がお好きだったんですよね。

プラモデルばっかり作ってました。

ーー最初はどのあたりからですか?

実は生まれて初めてつくったプラモデルを覚えてるんですよ。
ヤマダのロボタンのジープ。
おばあちゃんの家の人形ケースに、3つ上の兄が作った金閣寺と、そのジープが残骸のようになって飾ってあってずっと見ていたので覚えてます。
ドラム缶にタイヤがついたようなやつ。
ヤマダという会社のものだと知ったのは最近ですけど。
昔はメーカーなんてどこでもよかったし。

***その2につづく!


お知らせ

わたくし、三井秀樹、NHKのニャンちゅうでお馴染み、津久井教生さんと共に
朗読会をやっておりまして
今回、そのメンバーがお芝居に出るのでご案内させていただきます

劇団軌跡 vol.15   

『ラスト・ステージ』         作:高橋いさを  演出:久賀健治
『アロハ色のヒーロー』      作:高橋いさを  演出:久賀健治
『ハックルベリーにさよならを』 作:成井 豊 演出:久賀健治

公演日時 2011年6月15(水)~19日(日)

場所 笹塚ファクトリー

劇団ホームページ

http://www016.upp.so-net.ne.jp/kiseki/

こちらでは稽古場日記を見る事が出来ます

あれ?
出演者の中に見たことのある名前があるぞ


テーマパークが中東に!?

映画情報サイト「シネマトゥデイ」によると、スタートレックのテーマパークが800億円の巨費を投じて、中東・ヨルダンに建設する計画とのこと。
トレッキーな富豪がいるのか?オープンしたら急いで行かないとダメかも・・・!

www.cinematoday.jp/page/N0032587


第11回TFK 開催しました

川崎で月1回のSTAR TREKざんまいの夜。
第11回 TFK がおなじみペパーランドで開催されました。

今回のテーマは「VOYAGER」。
VOYで初めてSTAR TREKに出会った方や、実はまだ見てません!という方まで様々(笑)
「最終話が見えている、唯一のシリーズ」という意見も。なるほどです。
また、強い女性が引っ張ったシリーズという方も。
銀河最強ジェインウェイ艦長、クリンゴンの血を引くトレス、元ボーグのセブン・オブ・ナイン、さらにボーグクイーンなど、確かに強い女性の目白押し。
毎回参加でおなじみのムラタマさんは、たくさんの秘蔵「ハリー・キム」グッズを持参いただき、熱く熱く語っていただきました。

そして前回のDS9では、クワークスバーの電飾看板を持ち込んでいただいた、かがりんさんとマコさんは、今回はまたまたお手製の大きなボーグ・キューブを持参!

やっぱり大きくて光るとカッコイイですねー、とか言っていたら、なんとメインはその内部!
デフォルメされたボーグのフィギュアたちが、BGMに合わせて踊っているではありませんかー!

アメリカのコンベンションで優勝したのも納得の大作です。

さらにさらに、特別参加ゲストとして、STAR TREKライターで著名な岸川靖さんが、もう一人のゲストとともに来場。
他では聞けない貴重な想い出話や、質問コーナーに大変盛り上がりました。
ありがとうございました!!

小宮山店長からの10回参加記念グッズのプレゼントは、今回受け取ったのは3名。
ナセルの付け根がハンダ溶接にグレードアップしていました。

次回開催は、6月18日(土)18時。
一周年記念となる次回のテーマは「ENTERPRISE」です。


元SFE代表からの近況報告

元SFE代表・椚山さんからの近況報告です。

<近況報告>
3月の地震と津波の直後はアメリカでもテレビなどのメディアの取り上げかたは、非常に大きなものでした。しかしその後福島の原発事故の深刻さが明らかになるにつれ、完全に報道の焦点は原発一辺倒になり、今に至っています。
この事が欧米のメジャー企業の日本経済に対する期待感を益々薄くしています。

逆風のなかで我々Starfleet Far Eastを本来の航路に戻すには、相当の覚悟がいる状況となっています。
ここは熱いハートと冷静な判断力で、事態を打開していく時だと思っています。
わからず屋のクリンゴンを説き伏せ、いちゃもんをつけるロミュランをかわして、目的を達成せねばなりません。
やたら注文をつける艦隊員もいたりします。しかもそれが士官だったり。

今こそ私はジェインウェイ艦長の鉄の意志力を見習って、行動しなければなりません。
このミッション達成にはさらに数ヶ月以上を要します。
ただし今年の7月下旬にカリフォルニア州南部の軍港にコミック好きが集まるころには、次のワープに入る準備が出来るかもしれません。
また逐次報告をいたします。K


僕らはトイ〇らスキッズ!

西暦2000年7月

アメリカのロサンゼルス、アナハイムで行われた日本アニメコンベンション、『アニメエキスポ』にゲストとして参加した時、アメリカのアニメ雑誌の編集者に

「アメリカの人たちが、日本のアニメーションに填まり、こういうイベントを行うことをどう思うか?」と質問を受けた時、こう答えました。

「私はスタートレックのエンタープライズのオモチャを10機以上持っている(当時、今はもっとたくさん)。キャラクターフィギュアも200体以上持っている(当時、今はもっとたくさん)。だから、私がスタートレックを通してアメリカにあこがれるように、今日、ここに来ている人たちの日本のアニメーションへのあこがれはよくわかる」と

と、いうわけで、どもです。脚本家の三井です。

てなわけで、今回は、フィギュアの話、特にTNG放送時に次々とアイテムを発売していたプレイメイト物の収集の話をしたいと思います。

みなさん、、『地球の歩き方』(特にアメリカ版)が1990年頃と現在とで変わったところがある事にお気づきでしょうか。

それは、アメリカの都市部のお店紹介から『トイザらス』がトイザらスが消えた事です。

1990年代、東京近郊には相模原にしか店舗がなく、日本にも数店しかなかった当時には

必ずアメリカの都市部には『トイザらス』がお勧めショップとして載っていたのですが、

今や全国に100店以上、関東だけでも60店あるため。特異性は消え、わざわざ渡米してまで寄る場所でなくなってしまったために載らなくなってしまったのです。

が、これは私のように、スタートレックグッズを求めて渡米する物にとってはとてつもなく辛いことでありました。

何故なら、アメリカのトイザらスにはちゃんとスタートレックのコーナーがあって、フィギュアや武器アイテム、プラモデルなどがずらりと並んでいるからです。

その扱いは、日本で言えば、ウルトラマングッズや戦隊アイテムのような物です。

しかし! そう簡単に渡米できるワケではありません。

TNG放送時のフィギュアアイテムを手に入れる方法は、渋谷、原宿、恵比寿辺りに点在した、アメリカントイ、輸入ショップを歩き回る事でした。

しかも、その値段は1500円から3000円。

物によっては5000円を超えるものもありました。

そして、エンタープライズを初めとする宇宙船類は7000円から20000円近くしていました。

本当に、渡米して買いに行きたくなる日々でした。

しかも、キャラクターフィギュアは次々と発売され、Qやボーグ等のゲストキャラやレギュラーキャラもホロデッキやイベントで一度しか登場しなかった格好まで登場し、更にDS9やヴォイジャーと作品が広がって、まさに『血を吐きながら続けるマラソン』状態でありました。

しかも、前にも書きましたが、アメリカで『ジェネレーションズ』を見た時は全くスタートレックにはまっていなかったため、向こうのトイザらスで限定版のプレイメイツ版「エンタープライズB」にも全く食指が動かず、後にシールを変えただけの「エクセルシオール」が出た時には歯がみしたものでした。

そして更に驚愕したのは、ニューヨークに旅する機会を得た時に(前回のブログに書いたテンペストを見た時)にタイムズスクエアのトイザらスで、見切り品として3ドルで売られているキャラクターフィギュアを発見した時でした。

さて、長々とスタートレック・キャラクターフィギュアの想い出を語らせていただきましたが、実はこの辺りの話を5月6日に、学研パブリッシングから発売される「キャラクター・エイジ VOL.6」に書かせていただきました。

よろしければご覧下さい。

他にも、テンフォワード川崎が行われるペパーランドの小宮山氏のエンタープライズD作例レポートや紙上通販もあります。

ではでは

三井秀樹


【TFK】今月の開催は21日です

TFK、次回の開催は 5月21日(土)18時 です。

テーマは「VOYAGER」、自慢のグッズや、他の方にプレゼントしたいものなど、持ち寄りましょう♪

会場はおなじみ、川崎のペパーランド。
神奈川県川崎市川崎区砂子2丁目2−2
044-233-8587
これからも毎月第3土曜日18時に開催します。


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